足を踏み入れたら江戸
江戸の街並みを完全に再現したPAがあるのをご存知でしょうか。
東北自動車道にある羽生PAでは江戸の街並みを完全に再現して、見た目もおなかも楽しめるようになっています。
ここは鬼平犯科帳の世界が完全に再現されており、そのこだわりは細部にまでわたっています。
建物を模倣していくだけではなく、その建物にエイジング加工を施して経年劣化までも再現しています。
そのため羽生PAでは新しい江戸の建物ではなく、古くからあったかのような情緒のある江戸の姿を見ることができるのです。
また建物だけでなく漆喰や、天尾家にさえも同様の加工が施されていることを考えればそのこだわりは伝わってくるでしょう。
江戸の繁栄の象徴である日本橋大通りを施設の正面に持ってきています。
ここには劇中で盗賊に押し入られた大店を再現しているのです。
フードコート
フードコートでは本所深川界隈の下町の様子を再現しています。
売り子の声や太鼓の音など季節に合わせた演出も行われており、江戸の日常感を演出しています。
このフードコートでは、鬼平犯科帳の中で実際に映し出されていたものをイメージしている商品を食べることができます。
軍鶏鍋屋の五鉄ではインパクトが強い一本うどんを食べることができます。
これは子供のころに食べたいと思った方も多いのではないでしょうか。
またここでは食事だけではなく江戸風のスイーツも楽しむことができます。
明治初頭に瓦版で甘いもの番付の横綱にも認定された船橋屋の串くず餅をはじめとして、江戸風スイーツの屋台連、文楽焼本舗と様々な甘味を時代を感じながら楽しむことができます。
しめはお土産
最後のしめはもちろんお土産でしょう。
ここのお土産コーナーでは、大江戸甘みそや七味唐辛子をはじめとした商品や、鬼平犯科帳をイメージしたグッズなども購入することができます。
旅のしめにお土産は欠かすことができません。
旅は行く前の準備から始まり、ツーリングを楽しんでいる最中はもちろんお土産を選んでいるときも楽しいものです。
そして、お土産を人に渡しているときも旅であれば、ちょっとした小物を家に飾っておき、それを見て旅のことを懐かしんでいるときも旅は続いていきます。
皆さんも旅のしめにはぜひお土産を買って旅を持続させてみてはいかがでしょうか。
旅は旅をして終わりではなく、旅が終わりそれを懐かしみ、旅によって変わった自分自身を感じていくことによって終わりのないものとなります。
この江戸の街並みを見て、舌で感じて、空気を味わっていけば、その中で新しい自分を見つけることができるはずです。
日常の空間を離れて、非日常の江戸の街並みを感じに出かけてみませんか。